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◇謄本(土地・建物)◇
カテゴリ:成功する不動産売却とは  / 投稿日付:2025/07/10 11:40

こんにちは!H.Eエステートです。

不動産を売却する際に知っておきたい、基礎知識やお役立ち情報をお届けします。


今回のテーマは「謄本(土地・建物)」について。


毎号、1分ほどで読み終えていただける内容ですので、少しでもお役に立てれば幸いです。







不動産売却の第一歩!「謄本(登記簿謄本)」で知る物件の履歴書

不動産売却を考えるなら、まず「謄本(登記簿謄本)」の確認が必須です。
これは土地や建物の「履歴書」であり、正確な売却には欠かせない情報源です。




謄本(登記簿謄本)とは?なぜ売却時に必要?

「謄本(登記事項証明書)」は、法務局にある不動産の登記記録を写した公的書類です。
不動産の所在地、面積、所有者、抵当権などの重要情報が記載されています。


売却時に必要な理由は、主に以下の通りです。


1. 所有者の確認:正しい所有者情報を把握するため。


2. 正確な物件情報の把握:土地の面積や建物の構造など、基本情報を正確に確認するため。


3. 権利関係の確認:住宅ローンの抵当権など、売却前に解除・抹消が必要な権利がないか調べるため。


4. 買主への情報開示:売買契約時の重要事項説明に必要となるため。




謄本(土地・建物)のここを見よう!初心者向けチェックポイント

謄本は「土地」と「建物」に分かれ、それぞれ以下の3つの部で構成されます。



1. 表題部(不動産の表示に関する記録)

不動産そのものの物理的な情報が記載されています。


【土地】 所在地・地番、地目(用途)、地積(面積)。


【建物】 所在地・家屋番号、種類(用途)、構造、床面積。


確認ポイント:
地目が現状と異なっていないか、地積・床面積が物件情報と一致しているか確認しましょう。




2. 権利部(甲区:所有権に関する記録)

不動産の所有者に関する情報が記載されています。


確認ポイント:
現在の所有者があなた自身であるか。相続未登記などの場合は、売却前に所有権移転登記などが必要です。



3. 権利部(乙区:所有権以外の権利に関する記録)

抵当権など、所有権以外の権利に関する情報です。


確認ポイント:
住宅ローンの抵当権が設定されていないか。売却時にローン完済と抵当権抹消が必要です。
その他、賃借権などがある場合も確認しましょう。





謄本の取得方法

謄本は、全国の法務局でオンライン請求窓口請求で取得できます。
売却を依頼する不動産会社も、物件調査の一環として取得・確認してくれます。




まとめ:謄本は、安心売却のための「羅針盤」

謄本は、売却する不動産の「履歴書」であり、「羅針盤」です。
その内容を理解し、現在の状況と照らし合わせることで、潜在的な問題点(未抹消の抵当権など)を売却前に発見し、
適切な対策を講じることができます。


もし見方が分からなかったり、不明な点があったりする場合は、信頼できる不動産会社や司法書士に相談してください。
正確な情報提供は、安心かつ円滑な不動産売却への第一歩です。


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本日は以上となります。

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