カテゴリ:成功する不動産売却とは / 投稿日付:2025/07/09 15:16
こんにちは!H.Eエステートです。
不動産を売却する際に知っておきたい、基礎知識やお役立ち情報をお届けします。
今回のテーマは「地積測量図」について。
毎号、1分ほどで読み終えていただける内容ですので、少しでもお役に立てれば幸いです。

不動産売却の基礎知識!「地積測量図」の見方と確認すべきポイント
不動産の売却を考えている皆さん、売却活動を進める中で「地積測量図」という言葉を耳にすることがあるでしょう。
これは、不動産取引において非常に重要な書類の一つです。
しかし、「難しそうでよくわからない…」「どこを見ればいいの?」と感じる方も多いかもしれませんね。
地積測量図は、売却対象となる土地の正確な情報が詰まった設計図のようなものです。その見方を知ることで、安心して売却を
進めることができます。
このコラムでは、不動産売却を考えている初心者の方に向けて、地積測量図の基本的な見方と、売却前に確認すべき重要な
ポイントを分かりやすく解説します。
地積測量図とは?なぜ売却時に必要?
地積測量図とは、土地の正確な形状、面積(地積)、隣接地との境界線の位置、測量の方法などが記載された図面のことです。
法務局に備え付けられている公的な書類で、土地の売買や相続、建物の新築時などに利用されます。
売却時に地積測量図が重要になるのは、主に以下の理由からです。
1.正確な土地面積の確認
登記されている「地積」と、実際に測量した「実測面積」が異なるケースは少なくありません。
地積測量図は、その土地の現況の正確な面積を示します。
2.境界の明確化
隣地との境界線がどこにあるのかを明確にするための重要な書類です。境界が不明確だと、
隣地とのトラブルにつながる可能性があります。
3.買主への情報提供
買主は、購入する土地の正確な情報(面積や形状)を知る権利があります。
地積測量図は、その情報を買主へ確実に提供するための基本資料となります。
4.測量士の専門性が保証された図面
土地家屋調査士などの専門家が測量し、作成された図面であるため、信頼性が非常に高いです。
地積測量図のここを見よう!初心者向けチェックポイント
地積測量図には様々な情報が記載されていますが、売却時に特に注目してほしいポイントは以下の通りです。
1. 土地の形状と寸法
図面の中央に描かれているのが、売却対象となる土地の形状です。各辺には長さ(寸法)がメートル単位で記載されています。
●確認ポイント:
・ご自身の土地の形状と、図面の形状が一致しているか確認しましょう。
・敷地が細長い、不整形地(四角形ではない形)、旗竿地(道路に接する間口が狭く、奥に広い敷地がある形)など、
形状の特徴を把握しておくと、売却時のアピールポイントや懸念点として伝えられます。
2. 地積(面積)
図面のどこかに「地積」として、土地の正確な面積が平方メートル(㎡)単位で記載されています。
●確認ポイント:
・登記簿謄本に記載されている「地積」と、地積測量図の「地積」が一致しているか確認しましょう。
もし異なる場合は、実測面積を重視して売買交渉が行われることが一般的です。
3. 境界標の種類と位置
隣地との境界には、コンクリート杭、金属標、石杭などの「境界標」が設置されているはずです。
地積測量図には、これらの境界標の種類や位置が記号で示されています。
●確認ポイント:
・図面に示されている境界標が、実際に現地に存在するか確認してみましょう。
境界標がない場合は、隣地との境界が不明確になり、トラブルの原因となる可能性があります。
売却前に境界確定測量を行う必要が出てくるかもしれません。
4. 求積方法(測量の方法)
土地の面積をどのように計算したかを示す「求積方法」が記載されています。
●確認ポイント:
・専門的な内容ですが、通常は座標法など、より正確な方法で測量されているか確認します。
古い図面では求積方法が異なる場合もあります。
5. 測量年月日と測量士の名前
いつ測量されたものかを示す「測量年月日」と、測量を行った「土地家屋調査士」の氏名や事務所名が記載されています。
●確認ポイント:
・測量年月日が新しいものほど、信頼性が高いとされます。特に1980年代以前に作成された古い地積測量図は、測量技術が
現在ほど精密でなかったり、現況と異なる場合があったりするため注意が必要です。
・あまりに古い図面しかない場合や、現況と異なる場合は、売却前に再測量(境界確定測量)を行うことを検討する必要が
あるかもしれません。
地積測量図がない、古い場合はどうする?
もし、ご自身の物件に地積測量図がない、あるいは非常に古いものしかない場合は、売却活動に影響が出る可能性があります。
●買主の不安:
買主は正確な面積や境界を把握できないことに不安を感じ、購入をためらったり、価格交渉の材料にしたりするでしょう。
●トラブルのリスク:
境界が不明確なまま売却すると、売却後に隣地との境界トラブルに発展するリスクがあります。
このような場合、売却前に「境界確定測量」を行うことを検討しましょう。これは、土地家屋調査士が隣地の所有者の立ち会いのもと、公的に境界を確定し、新たな地積測量図を作成するものです。費用はかかりますが、売却後のトラブルを避け、買主に安心感を与えることで、スムーズな売却につながるメリットがあります。
まとめ:地積測量図は「土地の健康診断書」
地積測量図は、売却する土地の「健康診断書」のようなものです。その内容を理解し、現在の土地の状況と照らし合わせることで、潜在的な問題点を発見し、売却前に適切な対策を講じることができます。
「難しそう」と敬遠せずに、まずはご自身の物件の地積測量図を手に取ってみましょう。もし見方が分からなかったり、不明な点があったりする場合は、迷わず信頼できる不動産会社や土地家屋調査士に相談してください。正確な情報提供は、安心かつ円滑な不動産売却への第一歩です。
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本日は以上となります。
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