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◇インフラ調査◇ ④ガス
カテゴリ:成功する不動産売却とは  / 投稿日付:2025/06/24 09:07

こんにちは!H.Eエステートです。

不動産を売却する際に知っておきたい、基礎知識やお役立ち情報をお届けします。


今回のテーマは「ガス供給」について。


毎号、1分ほどで読み終えていただける内容ですので、少しでもお役に立てれば幸いです。








不動産売却前に要チェック!都市ガスとプロパンガス、違いが売却に与える影響とは?

不動産売却時、実はガスの種類が売却のしやすさや価格に影響を与えます。
ご自宅は「都市ガス」ですか?それとも「プロパンガス」ですか?この違いを理解し、売却前に確認することが重要です。




都市ガスとプロパンガス、何が違うの?

項目都市ガス(天然ガス)プロパンガス(LPガス)
共有方法地中管ガスボンベ
料金一般的に安価一般的に高価
安全性空気より軽く拡散しやすい空気より重く低い場所に滞留しやすい
初期費用引込工事が必要な場合ありボンベ設置費用はガス会社負担が多い
災害時広範囲停止の可能性あり(復旧に時間がかかる)個別供給で比較的復旧が早い


不動産売却にどう影響する?

ガスの種類は、買主の「住みやすさ」や「ランニングコスト」に直結します。



1.ランニングコスト(ガス料金)

 プロパンガスは都市ガスより料金が高いため、買主の最大の懸念材料となりがちです。価格交渉や売却期間の長期化に
 つながる可能性があります。



2.将来的な費用負担
 
 都市ガスエリアでプロパンガスを使用している場合、買主が都市ガスへの切り替えを希望すると、工事費用(数十万円〜)が
 発生します。



3.オール電化との比較
 
 ガス物件は、ランニングコスト面でオール電化住宅と比較されると不利になることがあります。



売却前に知っておくべきこと、すべきこと

1.【ガスの種類を正確に把握】
 
 都市ガスかプロパンガスか、プロパンガスなら契約ガス会社の料金体系も確認しましょう。



2.【プロパンガスの場合の対策】


・正直に告知する:重要事項説明で明確に伝えます。

・ガス料金の説明:良心的な料金設定ならアピールポイントに。

・都市ガスへの切り替え可能性調査:切り替え工事の費用概算も調べておくと良いでしょう。

・オール電化への変更検討?:高齢化した給湯器などの交換時期なら、費用対効果を検討する価値も。



3.【不動産会社に相談する】

 ガスの種類が売却に与える影響を熟知した担当者に、適切な価格査定や買主への説明方法を相談しましょう。




まとめ:ガスの種類も「見える化」して、賢く売却を

ガスの種類は、買主の生活費に直結する重要な情報です。正確に把握し、正直に、そして分かりやすく伝えることで、買主の不安を解消し、スムーズな売却につながります。


ガスの種類も物件の重要な情報として「見える化」し、信頼できる不動産会社と共に、売却活動を進めていきましょう。


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本日は以上となります。

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