カテゴリ:成功する不動産売却とは / 投稿日付:2025/06/24 09:07
こんにちは!H.Eエステートです。
不動産を売却する際に知っておきたい、基礎知識やお役立ち情報をお届けします。
今回のテーマは「ガス供給」について。
毎号、1分ほどで読み終えていただける内容ですので、少しでもお役に立てれば幸いです。
不動産売却前に要チェック!都市ガスとプロパンガス、違いが売却に与える影響とは?
不動産売却時、実はガスの種類が売却のしやすさや価格に影響を与えます。
ご自宅は「都市ガス」ですか?それとも「プロパンガス」ですか?この違いを理解し、売却前に確認することが重要です。
都市ガスとプロパンガス、何が違うの?
項目 | 都市ガス(天然ガス) | プロパンガス(LPガス) |
共有方法 | 地中管 | ガスボンベ |
料金 | 一般的に安価 | 一般的に高価 |
安全性 | 空気より軽く拡散しやすい | 空気より重く低い場所に滞留しやすい |
初期費用 | 引込工事が必要な場合あり | ボンベ設置費用はガス会社負担が多い |
災害時 | 広範囲停止の可能性あり(復旧に時間がかかる) | 個別供給で比較的復旧が早い |
不動産売却にどう影響する?
ガスの種類は、買主の「住みやすさ」や「ランニングコスト」に直結します。
1.ランニングコスト(ガス料金)
プロパンガスは都市ガスより料金が高いため、買主の最大の懸念材料となりがちです。価格交渉や売却期間の長期化に
つながる可能性があります。
2.将来的な費用負担
都市ガスエリアでプロパンガスを使用している場合、買主が都市ガスへの切り替えを希望すると、工事費用(数十万円〜)が
発生します。
3.オール電化との比較
ガス物件は、ランニングコスト面でオール電化住宅と比較されると不利になることがあります。
売却前に知っておくべきこと、すべきこと
1.【ガスの種類を正確に把握】
都市ガスかプロパンガスか、プロパンガスなら契約ガス会社の料金体系も確認しましょう。
2.【プロパンガスの場合の対策】
・正直に告知する:重要事項説明で明確に伝えます。
・ガス料金の説明:良心的な料金設定ならアピールポイントに。
・都市ガスへの切り替え可能性調査:切り替え工事の費用概算も調べておくと良いでしょう。
・オール電化への変更検討?:高齢化した給湯器などの交換時期なら、費用対効果を検討する価値も。
3.【不動産会社に相談する】
ガスの種類が売却に与える影響を熟知した担当者に、適切な価格査定や買主への説明方法を相談しましょう。
まとめ:ガスの種類も「見える化」して、賢く売却を
ガスの種類は、買主の生活費に直結する重要な情報です。正確に把握し、正直に、そして分かりやすく伝えることで、買主の不安を解消し、スムーズな売却につながります。
ガスの種類も物件の重要な情報として「見える化」し、信頼できる不動産会社と共に、売却活動を進めていきましょう。
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本日は以上となります。
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