カテゴリ:成功する不動産売却とは / 投稿日付:2025/05/07 11:00
こんにちは!H.Eエステートです。
不動産を売却する際に知っておきたい、基礎知識やお役立ち情報をお届けします。
今回のテーマは「道路の幅員の重要性」について。
毎号、1分ほどで読み終えていただける内容ですので、少しでもお役に立てれば幸いです。
不動産売却の盲点!?「道路の幅員」があなたの物件価格を左右する理由
不動産を売却する際、多くの方が物件の間取りや築年数、駅からの距離などを気にされるでしょう。
しかし、意外と見落としがちなのが「道路の幅員(ふくいん)」です。
道路の幅は、単に車の通りやすさだけでなく、あなたの物件の価値や売却のしやすさに大きく影響する可能性があるのです。
今回は、不動産売却における道路の幅員の重要性とその理由、注意すべきポイントについて解説します。
なぜ道路の幅員が重要なのか?
道路の幅員は、以下の点で不動産の価値や売却に影響を与えます。
1.「建築基準法上の制限」
建築基準法では、建物を建てる敷地は、幅4メートル以上の道路に2メートル以上接している必要があります(接道義務)。
この接道義務を満たしていない場合、原則として建物の建て替えができません。
建て替えができない不動産は、資産価値が大きく下がる可能性があります。
2.「消防法上の制限」
消防車などの緊急車両がスムーズに通行できる道路幅が確保されていることは、安全な生活を送る上で非常に重要です。
狭い道路しかない場合、消防活動に支障をきたす可能性があり、買い手の安心感を損なうことがあります。
3.「日当たりや風通し」
道路の幅が狭いと、隣接する建物との距離が近くなり、日当たりや風通しが悪くなることがあります。
これは、居住快適性を大きく左右し、 買い手の購入意欲を低下させる要因となります。
4. 「車の出し入れのしやすさ」
前面道路の幅が狭いと、車の出し入れが困難になり、日常生活におけるストレスにつながります。
特に自動車を所有している 買い手にとっては、重要な検討ポイントとなります。
5.「将来的な再建築の可能性」
現在接道義務を満たしていても、将来的に道路が狭くなったり、接道部分が減少したりする可能性もゼロではありません。
道路幅が十分に確保されている物件は、将来的な再建築の際にも有利になります。
6.「資産価値への影響」
上記のような理由から、道路幅が広く、接道条件の良い物件は、一般的に資産価値が高く評価される傾向にあります。
売却時にも有利に働きやすく、より高い価格で、よりスムーズな売却が期待できます。
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本日は以上となります。
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