カテゴリ:成功する不動産売却とは / 投稿日付:2025/04/28 11:06
こんにちは!H.Eエステートです。
不動産を売却する際に知っておきたい、基礎知識やお役立ち情報をお届けします。
今回のテーマは「買取と仲介の違い」について。
毎号、1分ほどで読み終えていただける内容ですので、少しでもお役に立てれば幸いです。
不動産売却、あなたはどっちを選ぶ?買取と仲介の違いを徹底解説
不動産の売却を検討する際、最初に悩むのが「買取」と「仲介」のどちらを選ぶべきかではないでしょうか。
どちらの方法にもメリットとデメリットがあり、ご自身の状況や希望によって最適な選択は異なります。
本コラムでは、不動産買取と仲介のそれぞれの特徴、メリット・デメリットを徹底比較し、どのような場合にどちらを選ぶべきか、その選び方のポイントを分かりやすく解説します。
不動産売却の二つの方法:買取と仲介
不動産を売却する方法は、大きく分けて「買取」と「仲介」の2つがあります。
1.「不動産買取」
不動産会社が直接あなたの不動産を買い取る方法です。売買契約の相手は不動産会社となり、個人間の取引は発生しません。
2.「不動産仲介」
不動産会社があなたの不動産の買い手を探し、売買契約を成立させる方法です。
不動産会社はあくまで仲介役となり、売買契約の相手は一般の個人や法人となります。
■買取のメリット・デメリット
まずは、不動産買取のメリットとデメリットを見ていきましょう。
【メリット】
・スピーディーな売却が可能:
不動産会社が直接買い取るため、買い手を探す期間が必要ありません。
査定から契約、引き渡しまでがスムーズに進むことが多く、短期間で現金化したい場合に適しています。
・仲介手数料が不要:
仲介ではないため、不動産会社への仲介手数料が発生しません。
・瑕疵担保責任が免除されることが多い:
買取業者はプロであるため、売主の瑕疵担保責任(売却後に物件の欠陥が見つかった場合の責任)が免除されるケースが多く、
売却後のトラブルを避けたい場合に安心です。
・内覧の手間がない:
買い手を探す必要がないため、何度も内覧に対応する必要がありません。
・現状のままで売却できる:
リフォームやハウスクリーニングをする必要がなく、そのままの状態で売却できます。
状態の悪い不動産や、リフォーム費用をかけたくない場合に適しています。
・周囲に知られにくい:
一般の買い手を探さないため、近隣住民などに売却活動を知られにくいというメリットがあります。
【デメリット】
・売却価格が仲介よりも低くなる傾向がある:
不動産会社は買い取った不動産を再販することで利益を得るため、仲介による売却価格よりも安くなるのが一般的です。
相場よりも早く確実に売りたいという場合に適しています。
・価格交渉の余地が少ない:
不動産会社が提示する買取価格に対して、価格交渉の余地は仲介に比べて少ない傾向があります。
■仲介のメリット・デメリット
次に、不動産仲介のメリットとデメリットを見ていきましょう。
【メリット】
・市場価格に近い価格で売却できる可能性が高い:
幅広い買い手にアプローチできるため、市場価格に近い価格、あるいはそれ以上の価格で売却できる可能性があります。
・より多くの選択肢から買い手を選べる:
複数の買い手から条件の良い相手を選ぶことができます。
・不動産会社のサポートを受けられる:
物件の査定、買い手の募集、内覧の手配、契約手続きなど、売却活動全般にわたって不動産会社の専門的なサポートを受けることができます。
【デメリット】
・売却までに時間がかかる:
買い手を探す必要があるため、売却までに時間がかかるのが一般的です。
すぐに現金化したい場合には不向きです。
・仲介手数料が発生する:
売買契約が成立した場合、不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。
・瑕疵担保責任を負う必要がある:
売却後に物件の欠陥が見つかった場合、買い手に対して瑕疵担保責任を負う必要があります
(免責特約を結ぶことも可能ですが、条件によっては価格に影響が出る場合があります)。
・内覧の対応が必要:
買い希望者が現れた場合、何度も内覧に対応する必要があります。
・リフォームやハウスクリーニングが必要になる場合がある:
物件の状態によっては、より高く売るためにリフォームや
ハウスクリーニングを検討する必要がある場合があります。
・売却活動が周囲に知られる可能性がある:
チラシ配布やインターネット掲載など、売却活動が近隣住民などに知られる可能性があります。
どちらを選ぶべき?状況別選び方のポイント
ご自身の状況や希望によって、買取と仲介のどちらを選ぶべきかは異なります。
以下のポイントを参考に、最適な方法を選びましょう。
【こんな場合は買取がおすすめ】
・とにかく早く現金化したい
・手間をかけずにすぐに売りたい
・物件の状態が悪く、リフォーム費用をかけたくない
・瑕疵担保責任を負いたくない
・周囲に売却を知られたくない
【こんな場合は仲介がおすすめ】
・できるだけ高く売りたい
・買い手をじっくり選びたい
・不動産会社のサポートを受けながら売却を進めたい
・物件の状態に自信がある
まとめ
不動産買取と仲介は、それぞれ異なるメリットとデメリットを持っています。
ご自身の状況や売却の目的を明確にし、それぞれの特徴を理解した上で、最適な方法を選択することが不動産売却成功への第一歩です。
迷った場合は、複数の不動産会社に相談し、それぞれの提案を聞いて比較検討することをおすすめします。
プロのアドバイスを受けながら、納得のいく売却方法を見つけましょう。
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本日は以上となります。
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