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◇離婚時の不動産売却◇
カテゴリ:成功する不動産売却とは  / 投稿日付:2025/04/14 14:08

こんにちは!H.Eエステートです。

不動産を売却する際に知っておきたい、基礎知識やお役立ち情報をお届けします。


今回のテーマは「離婚時の不動産売却」について。


毎号、1分ほどで読み終えていただける内容ですので、少しでもお役に立てれば幸いです。








離婚時の不動産売却をスムーズに進めるための完全ガイド

離婚は精神的にも肉体的にも大きな負担がかかる出来事ですが、財産分与として不動産を売却する必要が出てくることもあります。
特に、夫婦共有名義の家をどうするかは大きな問題です。
この記事では、離婚時の不動産売却について、共有名義の家の売却方法や注意点を詳しく解説します。




1.「離婚時に共有名義の不動産はどうなる?」


夫婦で購入した不動産は、共有名義になっているケースが多くあります。
離婚する際、この共有名義のままにしておくと、様々なデメリットが発生する可能性があります。


■共有名義のままにするデメリット

・不動産の売却や賃貸に共有者全員の同意が必要となり、自由に処分できない

・固定資産税などの維持費の支払い義務が共有者に発生し続ける

・将来的に共有者が亡くなった場合、相続が発生し、権利関係が複雑になる

・離婚後も連絡を取り合う必要があり、精神的な負担になる




2.「共有名義不動産を解消する方法」


共有名義を解消する方法は、大きく分けて以下の3つがあります。


どちらかが相手の持分を買い取る
 メリット: 一方が住み続けることができる、手続きが比較的簡単
 デメリット: 相手の持分を買い取るための資金が必要



共有者全員で協力して売却する
 メリット: 現金化できる、公平な財産分与が可能
 デメリット: 準備や手続きに時間がかかる、意見の対立で難航する場合がある



共有持分のみを売却する
 メリット: スピーディーに現金化できる場合がある
 デメリット: 売却価格が相場より安くなる可能性が高い、他の共有者に影響を与える可能性がある




3.「共有名義の家を売却する際の注意点」


共有名義の家を売却する場合、以下の点に注意する必要があります。


〇不動産の評価額を把握する:
・正確な評価額を知ることで、適正な売却価格を決定し、トラブルを防ぎます。
・不動産会社に査定を依頼したり、不動産鑑定士に鑑定を依頼したりする方法があります。


〇財産分与について話し合う:
・不動産を売却した代金をどのように分けるかを、離婚協議の段階で話し合っておくことが重要です。
・原則として、財産分与の割合は2分の1ずつとなりますが、夫婦の合意によって異なる割合にすることも可能です。


〇住宅ローンが残っている場合:
・住宅ローンが残っている場合は、残債をどのように清算するかを検討する必要があります。
・オーバーローンの場合は、売却が難しい場合があるため、金融機関や弁護士に相談することをおすすめします。


〇税金について確認する:
・不動産を売却して利益が出た場合は、譲渡所得税がかかる場合があります。
・特例を利用できるケースもあるので、税理士などに相談することをおすすめします。




4.「共有名義のまま売却する場合に必要なこと」


共有名義のまま売却することも可能ですが、その場合は以下の点に注意する必要があります。


売却手続きは共有者全員で行う必要がある
・不動産会社との媒介契約や売買契約は共有者全員の名義で行う必要がある
・共有者全員の本人確認書類や印鑑証明書などが必要となる




まとめ


離婚時の不動産売却は、感情的な対立が影響して複雑になりがちですが、冷静に話し合いを進め、必要な手続きをきちんと行うことで、スムーズな解決が可能です。この記事を参考に、弁護士や不動産会社などの専門家にも相談しながら、最適な方法を選択してください。

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本日は以上となります。

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